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老健医師の回診

老健医師の主な仕事内容は入居者の健康管理です。施設の規模や医師の勤務形態にもよりますが、多くは日々の回診をして健康状態をチェックしたり、リハビリの進行状況を確認したりすることが一般的です。老健施設の入居者は基本的に病院で治療を終えて回復期にある人のため、容態が急変して医師が応急処置を行う、といったケースはあまりありません。ただ、入居者の多くが高齢者のため、転倒してケガをしたり、インフルエンザや感染症にかかったり、といった日常的なケガや病気は起こりうるため、その際は医師として治療や処置を行います。特に冬場は感染症予防対策が必須であり、感染が拡大すると思わぬ事態を招きかねないため、慎重に対応しなければなりません。またリハビリの進み具合や運動機能の回復状況などもしっかり確認しながら進めていかないと、回復が遅れたり症状が悪化することもあるため、その辺りも医師としての判断が求められます。

老健施設の場合、医師はたった1人だけであることがほとんどのため、多くの判断や相談が医師の元に集中しがちです。それらを解決していくには日々の回診において、入居者一人一人の状況や、施設全体の運営状況をしっかりと把握しておかなければなりません。ほとんどの入居者は症状が安定していて元気に過ごしていますが、何かしらの疾病を抱えた経験があるため、他の病気にかかるリスクが高いとも言えます。例えば心筋梗塞や脳卒中など、医師のとっさの判断や緊急の処置が命に関わるようなケースも十分に考えられます。医師は常にそのような事態に備えながら、日々の回診で変わった様子がないか、体調の異変はないかなどを丁寧に診ていくことが必要です。また、入居者の家族との面会や自宅復帰に向けての相談を受けることなども多く、そのためにも回診によって入居者の日々の状態を把握することは医師への信頼にも繋がります。

老健施設には医師、看護師の他に理学療法士、介護士など多くのスタッフを抱えています。それぞれに役割があり、専門性が高いため、ともすると立場的に対立してしまったり、コミュニケーションが上手くいかない場合もあります。そんな時、状況を冷静に判断して的確な指示が出せるのも、医師という立場ならではと言えるでしょう。また施設長を兼務する場合には施設全体の運営、関係各所との調整、人員配置などのマネージメント業務も行わなくてはなりません。日々の回診や入居者の健康管理以外にこうした業務が発生することも、老健医師の大きな特徴といえるかもしれません。


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